大人にもよくありますが、子どもの場合は成長の節目、
つまり体がどんどん大きくなっていく乳幼児期と思春期、
この時期が鉄欠乏性貧血を起こしやすいです。
なかでも赤ちゃんは離乳後期〜1才過ぎによく起こります。
貧血のサインとしては、顔色が青白い・唇の色が悪い・食欲が落ちる・疲れやすいなどがあります。
この時期は血液も筋肉も
著しく量が増えるので、
鉄分の摂取が食事からだけでは
間に合わなくなってしまうのです。
ひどくなければ食事に気をつけるだけで十分。
子どもの偏食は実は親の偏食の
反映ということも多いですから、
家族全体で、色々な食事を
まんべんなく食べるようにします。
鉄を補う目的ならフォローアップミルクもオススメです。
程度がひどい場合はシロップの鉄剤を飲ませます。
これを飲むとうんちが
真っ黒になりますが、
心配はいりません。
心臓と血液の病気