てのひらの感覚
これまで赤ちゃんが触れることが出来たのは、着ている服や、おふろに入れられた時のお湯の感触、体にさわるママの手の感触など、皮膚にふれる感覚が主でした。
ところが、自分から手を伸ばしてものにふれるようになると、布のようなやわらかいもの、おもちゃのようなかたいもの、自分の体など、いろいろなものを体験できるようになります。
同時に、皮膚よりも手のひらでふれる機会がふえるため、これから手のひらの感覚が目覚しく発達していきます。
また、手でつかんだものを何でも口に入れて確かめるので、舌や口の感覚も広がり、この時期の赤ちゃんの五感はどんどん発達していくのです。